
カナヘビを飼育するとなると必要になるのが「エサ」です。
野生のカナヘビは公園などによくいるけれど、何を食べているのか…?
カナヘビは肉食で昆虫などの虫を食べています。
けれど、食べられない虫もちらほら…
- どんな虫を食べるのか?
- エサはどこで入手すればいいのか?
- 虫が苦手でも大丈夫?
と思っている方へ!
今回はカナヘビのエサについて書いていきます。
カナヘビはどんなエサを食べるの?

カナヘビは公園や原っぱにいるような虫は基本的に何でも食べてくれます。
コオロギやバッタ、羽虫なんかも大丈夫!
中でも特に大好物なのが「クモ」。
たまに家の中に出たクモやアパートの壁に巣を作っているクモを取ってきてカナヘビにあげるんですが、クモを見た瞬間目付きを変えて跳んできます笑
5mm程度のクモだと、10匹くらいすぐに無くなることも…。
クモなら食い付きがよく、どこでも見つけやすいので一度あげてみてください!
カナヘビは同じエサばかりを与えていると飽きることもあるので、色々な虫を食べさせててくださいね。
カナヘビが食べられない虫

基本は何でも食べてくれるカナヘビですが、食べられない虫もいます。
アリ

アリはどこでも見つけやすいと思うのですが、カナヘビはアリを食べません。
アリは体内に「蟻酸」という身を守るための特有な物質を含んでおり、カナヘビに限らずほとんどの生物がアリをエサにすることがありません。
さらに、アリは消化に悪いキチン質を多く含んでおり、小さいので栄養になる部分も少ないです。
硬い虫

ダンゴムシは硬い殻で覆われているのでカナヘビは食べることができません。
同様に、カメムシも体が硬いので食べられません。
以前、カメムシの一種をカメムシだと気づかずにカナヘビにあげようとしたことがあるのですがすぐに逃げられてしまいました。
カメムシは臭いのも食べない原因かもしれませんね。
大きい虫

カナヘビは全体的に小さいので、食べるエサも小さい虫しか食べられません。
食べられるサイズの目安はカナヘビの頭の大きさです。
カナヘビはエサを丸のみするため、サイズが大きいと詰まってしまう可能性もあります。
あまり大きいとカナヘビが噛まれてしまう恐れもあるため、カナヘビが食べるような虫でも頭より大きい虫は与えないようにしましょう。
カナヘビのエサの入手方法

コオロギやクモを近くで捕ってこれるならそれでいいのですが、頻繁に虫捕りに行くのは大変ですし冬は虫の数も減って見つけにくいです。
生餌は爬虫類を扱うペットショップでも売っていますが、扱う種類が少ないこともあります。
そこでオススメなのがAmazonなどのネットショップで購入すること。
特に私の家には爬虫類が2匹いるのでネットショップにはお世話になりっぱなしです。
爬虫類用の生餌で代表的なものは
- ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)
- デュビア
で、カナヘビは両方美味しそうに食べてくれます。
しかし、注意しなければならないのは「大きさ」!
レオパなど普通の爬虫類用に売っている生餌はMサイズが多いのですが、アダルトのカナヘビはベビーのレオパより小さいので、同じような大きさのエサは食べられません。
イエコは成虫に成りきっていないS~SMサイズ
デュビアは生後すぐのSS~Sサイズ
を与えるようにしましょう。
私はカナヘビとレオパを飼っているので、カナヘビに食べられないくらいの大きさになったデュビアやコオロギはレオパのエサにしています。
カナヘビは人工フードを食べるの?

カナヘビには人工フードを食べる子もいれば食べない子もいます。
カナヘビは動くものに反応してエサに食い付くので動かないエサは食べない可能性が高いです。
人工フードをカナヘビの目の前で軽く振ると食い付いてくれることもありますが、基本的には生餌を食べると思っておく方がいいと思います。
人工フードを与える場合は、カナヘビと同じ昆虫をメインに食べる爬虫類用の人工フードを選びましょう。
レオパ用の人工フードもあたえることができます。
まとめ

カナヘビは人工フードを食べる場合もありますが、生餌しか食べてくれないことが多いです。
カナヘビが食べられない虫も把握して、色々な種類の虫を与えてあげましょう!