
公園などでよく見かけるカナヘビですが、捕まえようとしたことはありますか?
カナヘビは捕まえようと思っても動きが素早いのでなかなか捕まえることができません…。
ですが、カナヘビを捕まえるコツはあります!
実は私の家にいるカナヘビは、アパートの床を歩いていたところを捕まえて連れて帰ってきたカナヘビなんです。
今回はカナヘビの捕まえ方を紹介します!
また、カナヘビは購入することもできます。
カナヘビの販売場所や値段も紹介していくので、カナヘビを飼育したい方はぜひ参考にしてください!
カナヘビを捕まえやすいタイミングとは?

カナヘビを捕獲しようとしたけどすばしっこくて逃げられた!なんて経験ありませんか?
カナヘビを捕まえるコツは「リラックスしているところ」を狙うことです!
季節

カナヘビは基本的に一年中見つけることができますが、冬は冬眠するので活動する数がぐっと減ります。
中には冬眠してないカナヘビもたまにいるので全くいないわけではありませんが、探すのはとても難しいです。
なのでカナヘビを探すのは春~初秋がオススメ!
その中でもイチオシなのは春の暖かくなってきた頃です。
カナヘビは春になって冬眠から起きると体温をあげるために日光に当たりに出てくるので、そこを狙いましょう!
時間

カナヘビを捕獲しやすい時間帯は朝の涼しい時間です。
カナヘビは朝のまだ暑くない時間に日光浴をして活動するために体温を上げます。
朝の6時くらいに石の上でカナヘビが日光に当たっているところを見かけるはず!
夏の真昼なんかは暑すぎて日陰に隠れてしまうので、朝の涼しい時間が狙い目です。
散歩がてら探しにいきましょう!
捕まえるタイミング

カナヘビを見つけられたとしても、普通に捕まえようとするとささっと逃げられてしまいます。
ポイントは、カナヘビがリラックスしているときです。
カナヘビは日光浴をしている時はじっとしています。
時には気持ち良さそうに目をつむっていることも…
そんなときはカナヘビがリラックスしているのでチャンス!
油断しているところを狙って捕獲しましょう。
カナヘビの捕まえ方

カナヘビを見つけたら、さっそく捕まえましょう!
道具を使わずに捕まえる方法と道具を使って捕まえる方法、両方ご紹介します。
道具を使わない場合

カナヘビは道具を使わなくても簡単に捕まえることができます。
まずは逃げられないように後ろからそっと近づきます。
前から逃げられないよう、カナヘビの前方に手を置いてそのままカナヘビをそっと包み込んでください。
たまに噛んでくることもありますが、そこまで痛くないので心配いりません!
虫かごなどに入れて連れて帰りましょう。
道具を使う場合

手で捕まえるのが心配な方は道具を使いましょう!
使うものは
- 虫取り網
- ペットボトル
です。
ペットボトルは縦にして上から2/3あたりでざくっと切っておいてください。
切り口が丸く開いていれば大丈夫。
使うのは下の部分です。
まずはカナヘビを見つけて後ろからそっと近づきます。
届く距離になったら虫取り網でカナヘビを捕獲しましょう。
そうしたらカナヘビが逃げないよう網の中にペットボトルの切り口を入れて、その中にカナヘビが入ってくれるように誘導してください。
カナヘビのしっぽの付け根あたりを軽くつつくと前に進んでくれます。
ペットボトルの中に入ってくれたら虫かごに移して連れて帰りましょう。
カナヘビを捕まえるときの注意点とは?

カナヘビを捕獲するときには「やってはいけない」ことがあります。
カナヘビを捕まえに行く前に確認しておきましょう。
しっぽを掴んではいけない

カナヘビはしっぽをぎゅっと捕まれると、しっぽを切り離す「自切」をします。
しっぽは一度だけ生え戻ることができますが、自切はカナヘビにとってはかなりのストレスとなります。
決してしっぽを掴まないようにしましょう。
乱獲してはいけない

ニホンカナヘビはとても身近な存在ですが、
東京都では絶滅危惧Ⅱ類
千葉県では準絶滅危惧
に指定されており、都会を中心に数が減ってきています。
そのため、販売目的などで大量に乱獲するのはやめましょう。
捕まえるのは、責任をもって自分で世話をできるカナヘビだけ。
飼育できない!と思ったらすぐに元の場所に返してあげましょう。
カナヘビはどこで売ってるの?

カナヘビを飼育したいけど自分で捕まえるのは難しい…という方は、カナヘビを購入することもできます。
販売されている場所はペットショップやホームセンターのペットコーナーなど。
爬虫類イベントでも見かけることができます。
値段は800~1000円程度と、他の爬虫類と比べるとかなり安いです。
まとめ

ニホンカナヘビはとても身近な爬虫類で、簡単に捕獲することができます。
また、ペットショップなどで安く購入することが可能です。
捕まえたり購入したりするのは責任をもって飼育できるカナヘビだけにしましょう。
ニホンカナヘビという種を守っていくためにも大切にしていきましょうね。